国立大学を中退するまでの話。第一章:お金と時間の使い方
#大学生 #学ぶ #仕事 #学費 #価値
卒業式の季節も過ぎて、この春からの新しい進路にちむどんどんしている人も多いんじゃないかな?
沖縄では、春が来た。っていうよりも、夏が来た!って感じだけど、、、(笑)
それでもやはり、「はじまりの季節」っていう風が吹いてる感じはすごく心地よい。
ただ、期待してたことと、その先のギャップにつまづきやすい時期でもある。
私が大学に入学してジェットコースターのような日々を送る中で、考えて、行動して、砕けて、再生して、喜怒哀楽にせわしなかった頃のお話。
はじまり、はじまり。
ーやる気満々、モチベーション最高潮!の新学期ー
高校生の時から、刺激的な同世代と関わる機会が多かった私にとって、大学は自由に学んで、自由に行動して、自由に羽ばたける凄い理想のフィールド!と考えていた。
全然違った…とは言わないけれど、思った世界とは違っていた。
主な原因は以下の3つ。
1.思ったより周りの学生のモチベーション低い
周りの学生からしたら、この学問を学びたい!と強い意志を持って来ている私が、いわゆる“意識高い系”だったのだろうけど、第一希望じゃないから…という周囲との温度差にやる気が落ちてしまったのは確かだった。
2.教授の授業が頭に入ってこない
もちろん面白い講義もあるけれど、大半の授業は一方的な講義形式で教科書丸読みかよ!!っと突っ込みたくなるものも…(泣)眠らないようにすることに必死な時間が何度もあった。
※私自身、まずはやってみよう!というタイプなので、体験したり、ディスカッションした先にインプット欲が湧き上がるという流れが理想だったのかもしれない。これは後で気づいたことだけれど…。
3.ワクワクが少ない
入学してから楽しみにしていたサークルや部活も、大学生活でエネルギーを注ぎたい!と思えるものがなかった。同じ学科、専攻のメンバーとも授業はバラバラで会う機会も多くない、ぽかーんと大学に来ている状態に違和感が湧き上がってきた。
自分が周りを巻き込んで、
モチベーション高く大学で学ぶことができれば良かったんだけれど。
この頃の私にはまだそんな器用なエネルギーの使い方はできなかった…
ー自分で学び場を開拓するー
大学に入って1ヶ月も立たないうちに、同じ方向を見て熱く語れそうな人との出会いが次々とあった。キッカケはFacebookだったな。
っと…懐かしー(笑)
こうやって始まったサークルは後に学生起業して、今に至るのですが。
それは長くなるのでまた今度!
ということで、この呼びかけに乗っかってはじまった“がちゆん”の活動は、私のエネルギーを使う全てとなった。
ここから、私のバイト代は全て、セミナーや講演会に参加するための自己投資費になり、大学の休憩時間はサークルのMTG時間となった。
大学内だけでなく、外に、外にと、自分なりの学びの場を求めた先に湧いてきた疑問は、至ってシンプルだけど超重要で。
お金と時間、無駄にしてないか?
ということ。
自分で稼いだお金ではじめて参加した、ファシリテーションの研修。
参加費500円(学生料金)でめっちゃくちゃ面白くて、学び欲も湧いてきて、すぐに実践できる内容だった!
一方で、学費を卒業単位(×15回)で割った1コマの金額は数千円。
時間とお金が欲しいー!!!!と
叫びたいくらいに、やりたいことが見つかって初めて腑に落ちた。
比較してみて初めて、どっちにお金と時間を割くべきなのか?と立ち止まって考えることができた。
ー大学って何のための場所?ー
・勉強する場所!→大学じゃないと勉強できないの?
・人脈が増える!→大学じゃないと人脈作れないの?
・将来に繋がる!→何が将来に繋がる?4年間大学に通った経験?単位を取ったこと?
そもそも、将来がわからんのにどうやって今のベストが分かるんだー!!><
こんなことが頭をぐるぐるしてた時…スーツを来た就活生が目に付いた。
あっ、結局卒業した先に“はたらく”があるんだ!
ってことは、“はたらく”を知らないと大学に行く意味にもたどり着けないのでは?
ということで、大学1年生が終わろうとしている3月ー。
私は「休学」を決めて、自分の「はたらく」を探す時間がはじまった。
親には、すべて決めて後に事後報告をした。
「来月から、東京でインターンすることが決まったよん!」
第二章につづく…
いつも自分に素直に、みんなに素直に。
ゆりりん