毒になる「仲良し」はやめて「コドク」を極めてみたら?
#孤独 #不安 #本 #仲良し #友だち
東京にいる時の私は、沖縄にいる時以上に“ひとりごと”が増える。
いつもは人と一緒にいることが大好きで、
心理ゲームの「旅に行くなら?」の質問には
「友だちや家族と一緒に!」の回答を他の選択肢見ずに即答。
……だけど、最近はちょっと違う。
いつもは他人と話しまくって、すっごく楽しいし
持つべきものは「友だち=語り相手だ!」と本気で思う。
他人と素直な自分で話せる時には、自分では表現化できていないモヤモヤを一緒に紡ぎ出し、言語化できたりする。
本当に人との時間は大事。
ただ、こんなに人と関わることが好きな私にだって、
今考えると、ムダだったな…と思ってしまう時間がある。
- 孤独を怖がって合わせるだけの時間
- 不安を拭うためについて行くだけの時間
- 全員が楽しくないのに終わらない時間
幼稚園生くらいから、「1年生になったーら、…ともだち100人できるかな!」と歌い続けている私たちは、「孤独」になることが一番怖くて、ひとりになることを嫌う。
学校で昼ごはんを食べるのに「ひとり」はかわいそう。
休み時間に「ひとり」は寂しい。
旅に行くならみんなでワイワイ!!…だよね!?
そう思い込んでいるのはわたしの「孤毒(コドク)」な思考回路。
そう、毒を飲んでいたのかもしれない。
その毒がまわると、
ーひとり可哀想思考症候群ー
という病気にかかって、結構治りにくいようなのです。
なぜだか今は、お金を使って環境を変え、
ひとりになることに価値を見出した「孤得(コドク)」な思考回路。
自分の価値ある時間を、人に合わせて仲良しごっこすることに使う必要はないと思う。
ひとりにならないと、自分との対話ができないから。
すっからかんになった先に、自分がやりたい!面白い!エネルギー使いたい!と想えることは湧き出てきたりする。同時に、やりたくない!意味わかんない!嫌い!というような感情も発見できたりする。
どちらも、自分の腹の中からもわもわっと現れる、大事な気づき。
ひとりでぼーっとしてると、自分がすっからかんなことに気づける。
刺激が少ないところで、空だけ眺めてたりすると
「何やってるんだろ、じぶん。」ってなってくる。
そこまでいったら、そっからが最高の単独がちゆん(=本気の対話)TIME。
自分は何のために生きているのか?
何がやりたいのか?
誰と一緒にいたいのか?
何に心動かされるのか?
どんな景色を見たいか?
どんな自分になりたいのか?
ずーっと自分のことを、自分だけで、自問自答する。
この先に、大事な気付きがあったり、行動の原動力が溜まっていたりする。
面白そう!って思っても、中々飛び込めない理由。
それが「ひとりだから」というものなんだったら、今すぐ「孤得」思考に切り替えて。
そうすると全身の「毒」は抜けていく!
身軽になって、新しくチャンスをくれる人とも出逢える。
「孤得」思考の人とも繋がる。
結局、たくさんの仲間がいたりする。
新学期は特に「孤毒」の蔓延に注意。
仲良し時間も、「孤得」時間も上手く使って、有意義な人生を歩むロールモデルに!
とか、東京でのひとりごと。
いつでも自分に素直に、みんなに素直に。
ゆりりん